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SL-C3000製品レビュー

 
「ザウルスSL-C3000は、便利さに楽しさが加わったことで、情報とうまく付き合うことをサポートしてくれる頼もしいツールです。」 沼上 昌樹
トップセールスマンが語るザウルスSL-C3000の充実した活用法

  「PDAは今までザウルスしか使ったことがないんですよ」と、ザウルス・フリークを自称するのは、プルデンシャル生命保険のエグゼクティブ・ライフプランナーの沼上昌樹さん。今年、入社12年目を迎える沼上さんは、2002年度「社長杯コンテスト」で(2105名中)3位になった同社屈指の営業マンである。「私自身、営業マンというよりも、個人の人生設計や、法人の会社運営をサポートするコンサルタントだと考えています」と語る沼上さんであるが、今回、ザウルスとどのように付き合い、どんな関係を築いているのか聞いてみた。


ワークシーン1
 
ザウルスSL-C3000の大きな特徴は約4GBのハードディスクを搭載していること。ザウルスとオフィスのパソコンをつないで、その日に必要なデータやもう一度確認しておきたい資料などをザウルスに保存し、外出先でも活用することができる。また、沼上さんの「お小遣い帳」としても貴重な役割も果たしているというのだが……。


お客様との商談の前に、事前に周辺情報を調べたり、講演前に話す内容のチェックもザウルスで行うことが多いという沼上さん。必要な情報を先送りにしないで即座に調べる習慣ができたのもザウルスのおかげだと言う。
プルデンシャルの営業形態は「紹介営業」なんです。したがって、人から紹介された個人や法人に、最適な保険のプランを設計して提示することが私の仕事です。いわば、そのお客様に最も相応しいオーダーメイドの保険を作らせていただくわけです。だから、仕事の大半は、お客さまとの商談や打ちあわせで、スケジュールのほんとんがオフィスの外です。しかも、お客様は、北から南までいらっしゃいますので、その移動時間はとても貴重な時間になるわけです。この移動時間を大切に使うために、ザウルスはとても役立っています。
商談の準備段階で事前に調べておく情報の念押しに、移動中にインターネットで検索したり、商談が終わったあとに、お客様のお仕事に関する周辺情報をインターネットで調べたりするシーンも多いですね。また、セールス関連の講演に呼ばれることもあるのですが、講演で話す内容のチェックもザウルスで事前にチェックしたりしています。それは、喫茶店や新幹線の中だったり様々なのですが、必要な情報を先送りにしないで即座に調べる習慣ができたのも、ザウルスのおかげです。また、HDDなので容量を気にしなくてもいいので安心ですね。お客様にお持ちする資料や提案書などの確認を移動中のタクシーの中でできますし、書き直した資料を外出先からメールに添付してオフィスのパソコンに送信できるなど、とても助かります。

お金がどのような使われ方をしているのかを検証するために、独自に考え出した「お小遣い帳」をザウルスに入力していると言う沼上さん。この習慣は、「沼上流お小遣い帳」として『ただ、顧客のために考えなさい』(ダイヤモンド社・原年廣著)にも紹介された。
また、私の仕事はお客様のファイナンシャルプランも作る、お金を扱う仕事です。お客様の資産はどう使われているか、どういう使い方をしているか、そのお金を使ってどういう展開をするかをプランニングするわけですが、これは個人にも当てはまるんです。だから、私自身、毎日の「お小遣い帳」を付けています。たとえば、顧客先に向かう途中、自販機で缶コーヒーを買う。すると、「缶コーヒー購入:120円」と記入します。新聞や書籍、文房具などその日に使ったお金を全てお小使い帳に記録して、ザウルスのエクセルデータに入力しているんです。なぜ、こういう記録をつけるのかと言うと、お金を使わないためではなく、お金を活かすためなんです。そのためには、まずお金がどのような使われ方をしているのかを検証しなければなりません。100円、200円の小額から、何十万円、場合によっては何百万円という額まで、それがビジネスのために使われているのか、自分への投資に使われているのか、それともお客さまのために使われているのか、あるいは仕事以外の純粋なプライベートの楽しみに使われているか、お金に色をつけるということをしなければならないのです。お金に色をつけ、その意味を明確にすることによって、決算書のようなものが出来上がります。これは、大きく8項目に分かれていて、その1項目が3つずつ分かれているので全部で24項目あります。それを見ると自分のお金の使い方が正しいのかどうか、どこか修正する必要があるのかが一目瞭然で分かり、無駄使いがなくなるんですよ。この「お小遣い帳」はプライベートなものなので、残念ながらここで全てをお見せすることは出来ません(笑)。ただし、お客様のファイナンシャルプランにも当てはまるので、ザウルスに入力したエクセルデータのお小遣い表の一部を見せて説明したこともあります。
ザウルスは私のお金の使い方まで管理してくれるよきパートナーでもあるんです。

ワークシーン2
 
「便利さに楽しさが加わったことで、情報とうまく付き合うことをサポートしてくれる頼もしいツールです」と語る沼上さん。  自分と関わりのある人たちの「年表」を作成して入力したり、辞書機能を使用して家族とのコミュニケーションにも貢献しているという。 ザウルスSL-C3000は、沼上さん自身のビジネスとプライべートをうまく切り分ける役割も果たしているのだ。


ザウルスは、ビジネスとプライベートを切り分ける役割を担っていると語る沼上さん。ザウルスを使うようになって、情報とのつきあい方が本当に楽しくなったと言う。
また、私は家族や両親など自分と関わりある人たちの年表を作っています。
その年表をザウルスの中に入力しているのですが、それを見て、様々なことを考えることができます。たとえば、私が45歳になった時、父親は何歳になるか?また、子供の教育費を考えた時、家のローンの返済はどれくらい残っているか?誕生日や結婚記念日に自分が何をしてやれるかなど、家族、両親の人生を年表で俯瞰してさまざまなライフプランを作る目安にしています。これは、お客様のライフプランに当てはまることなので、この年表に基づいて説明する機会も多いですね。
また、私はよく本に線を引く癖があったんですが、それを拾ってザウルスの「メモ帳」に記入するんです。それは、「モチベーションを上げる言葉」とか、「家族に伝えたい言葉」などテーマ別に整理していて、いつでもチェックできるようにしています。例えば、「家族のためにファイティングポーズをとる」というフレーズだけで、何の本なのかすぐ分かるし、そのフレーズを見ただけでモチベーションが上がるわけです(笑)。好きな本をつねに何冊も持ち歩くわけにはいかないですよね。さらに、オプションのマイクを使えば、ザウルスは「ボイスレコーダー」にもなります。目にとまった中刷り広告のコピーなどを音声で収録したり、セミナーの講演を録音し、自宅でもう一度聞き直したりしています。だから、私のザウルスは、とても貴重なフレーズ(言葉)の宝庫なんです。
しかも、このSL-C3000では、カードスロット搭載液晶テレビ(AQUOS・LC-20B5/LC-15B5など)でSDメモリーカードに録画したTV番組を楽しむこともできます。もし、見逃した著名人の対談番組や、ドキュメント番組などを妻に頼んで録画してもらえば、新幹線の中でも見られるのがうれしいですよね。

オンエア中も、いつも手元にはザウルスが置いてある。「ストップウォッチ」機能で時間をチェックしたり、「電子辞書」や「世界時計」も立花さんをサポートする。ザウルスで定評ある辞書機能。SL-C3000の「広辞苑」には動画解説が付いているので、奥さんと子供も喜んで見てくれると言う沼上さん。沼上家の食卓には、つねにこのザウルスが置かれている。
このように、いろいろと役に立つ機能を満載していますが、中でもマルチメディア辞書としての利便性は今まで以上に高いですね。
ザウルスSL-C3000には、「広辞苑」、「ジーニアス英和・和英辞典」といった情報量の濃い、使いやすい辞書がまるごと搭載されているので、読書を趣味とする私にとって最良のパートナーです。たとえば、海外で購入したビジネス書が何冊もあるんですが、難しい表現や単語などを英和辞典で即座に調べることもできます。私が読みたいビジネス書のほとんどが邦訳されていないので(笑)、本当に助かります。
また、SL-C3000に搭載されている「広辞苑」は動画解説が付いているので、妻や子供も喜んでいます。と、言うのも、実は私の家では食卓の横につねにこのザウルスを置いているんです。うちでは分からないことがあったらすぐに調べる習慣があるんです。たとえば、子供との会話していると、好奇心旺盛な子供は容赦なくいろんな疑問や難問をどんどんぶつけてきます。中には「ドキッ」とするような質問で妻と私を困らせるわけです(笑)。それは、童謡の歌詞のことだったり、テレビで観たお祭りのことだったり、素朴で純粋な質問です。だいたいのことはその場で答えるんですが、そんな時、このザウルスの「広辞苑」で調べてあげて、読んであげるんです。たとえば、「ねぶた祭り」だったら、ねぶたという言葉の由来やどこの地方の祭りなのかを教えてあげる。しかも、ねぶた祭りの映像が動画で配信されるので、目と耳で子供は理解してくれるわけです。おかげさまで、毎晩ひやひやしながら答えることもなくなり、子供と一緒に「へえ〜!そうなんだ」って関心しながら調べてます(笑)。

まとめ
 
ザウルスは、自らを俯瞰して見た時、情報とのつきあい方を考えさせてくれるツールです。そして、ビジネスとプライベートを切り分ける役割を担っています。便利さに楽しさが加わったことで、情報とうまく付き合うことをサポートしてくれる頼もしいツールです。ザウルスを使うようになって、情報とのつきあい方が本当に楽しくなりました。だからこそ、ザウルスはビジネスにも人生にも「ゆとり」を与えてくれる、よきパートナーなんです。


PROFILE
沼上昌樹(ぬまがみまさき)
リクルート社を経て、1993年にプルデンシャル生命保険に入社。2002年度「社長杯コンテスト」で(2105名中)3位の実績を持ち、現在、同社のエグゼクティブ・ライフプランナーとして活躍中。仕事だけでなく、読書や映画鑑賞など、父として、夫として、人として自分をしっかり磨くことも心がけている。

トップセールスマンとして輝かしい実績を残してきた沼上さん。数多くの顧客のために、家族のために、そして自分のために、ザウルスはこれからもよきパートナーになってくれるに違いない。

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