│吉川陽子│鈴政文山│風間志織│大城美智│ラジカル鈴木│ 1974年生まれ宮城県出身。（株）ワールドストアパートナーズ所属。   アパレルメーカー「ワールド」のレディースブランドSunaUnaの店長として、販売だけではなくスタッフの管理や、販売戦略作りなどさまざまな業務をつとめる吉川さんのザウルス使用法とは…。 ザウルスを最初に手にしたときは、見かけはパソコンみたいだけれど、思っていた以上にコンパクトだったことに驚きました。なんだか難しそうだなという印象もありましたけど（笑）。でも、あれこれザウルスをさわっているうちに、SDカードのスロットを見つけたんです。私の携帯電話はSDカードが付いているので、まずは携帯電話のカメラで撮った画像をSDカード経由でザウルスに移してみたんですよ。画像データのプレビュー一覧が表示され、そこから選ぶだけで画像を簡単に見れました。大きな画面でキレイに見えるのが嬉しかったですね（笑）。徐々に説明書を読み込んで、自宅のPCに接続したりして使っているうちに、今ではほとんどの機能が分かるようになりました。 販売の仕事をしているので、いかに売り上げを上げるかを常に考えていますね。お店のPCで他店舗の売り上げや売れたアイテムが分かるので、そのデータをエクセルに入力して自分のお店と比較しているんですよ。他店舗で売れているアイテムがあれば、自分のお店でも必ず売れるはずなので、レイアウトやディスプレイを変更するなどして効果を上げるよう努力しています。 今はデータをザウルスに移しているので、思い付いたときに売り上げを確認できるのが嬉しいですね。休憩時間にカフェでデータをチェックして、レイアウト案を考えたりしています。 ザウルスはデザインがカワイイし小さなバックにも入るから、いつでも持ち歩いていますよ。   携帯で撮った画像はザウルスに移して、アルバムを作っているそう。 小さめのバッグにも余裕で収まるサイズだから、ストレスなく持ち運べる。   ミーティング用の資料作成にザウルスが大活躍！ 週に一度、「SunaUna」各店鋪の店長とデザイナー、MD（マーチャンダイザー）と販売戦略を決定するミーティングがあります。その準備として資料を作成する際、ザウルスのメモ帳に下書きしています。ビュースタイルにしてタッチペンで入力しているのですが、キーボードでの入力が遅い私にとってはペン入力のほうがずっと楽なんですよ（笑）。通勤の電車のなかや休憩時間など空いた時間に下書きができるので、時間を有効に使えるようになりました。 以前は、会議で決定した戦略を手書きで書面にまとめ、販売のスタッフに伝えていたのですが、今はザウルスで作ったデータをパソコンでプリントして渡しています。ミーティングでもお店のスタッフにも好評ですよ。   吉川さんが店長を勤める『SunaUna』。 「優しさ/甘さ/可愛さ」をテーマとし、働く女性に提案するスイートキャラクターブランド。 ノンフィクションが好きで、休みの日には神保町の古本屋を回ることもあるほど読書家の吉川さん。やはりザウルス文庫がお気に入りのコンテンツだとか。 祖父が新聞記者だったので、本が沢山ある家で育ったんですよ。祖父と父の蔵書は歴史や実際の事件をテーマにしたノンフィクションが多く、子供のころからそういったジャンルの本を読んできました。 ザウルスを使うようになってからは、「Space Townブックス」から読みたい本をダウンロードしています。いつでも手軽に新しい本が買えるので、ビュースタイルでの読書が多くなりました。本を入れるとバッグが重くなるのが悩みだったのですが、ザウルスで解消されましたね。今では毎日、「ザウルス文庫」の新刊ピックアップのコーナーチェックは欠かせません。ジャンルや著者名で検索ができるから、気になっているテーマの本もすぐに見つかるので重宝しています。今後はノンフィクションのタイトルをもっと増やしてほしいですね。   LCフォントを採用しているので、液晶画面でも文字が読みやすい。 吉川さんのバッグに収まるザウルスは、ビジネスの匂いのしない、オシャレなアイテムに見える。今後ザウルスが日常的なツールとして、ビジネスマンだけでなく若い女性にも浸透していくことを、今回のインタビューで感じた。   吉川 陽子（きっかわ ようこ） （株）ワールドストアパートナーズに所属し、レディースブランド『SunaUna』販売店舗で店長を勤める。売り上げUPのための研究に余念のない販売のプロ。メカにちょっと弱いが、読書好きが功を奏して説明書を読破し、ザウルスをマスター。